2013年6月1日、中国・広東省仏山市で1万匹のホタルの放虫が行われた。チャイナフォトプレスの報道。

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近年になって都市化や工業化が進み、夏の風物詩であるホタルはすっかり“物語の中の存在”になってしまった。ホタルは水のきれいな土地にしか繁殖しないからだ。そこで、生態環境の保護や地球愛護の象徴として、ホタルに白羽の矢がたった。

1日夜、仏山市内の湿地公園におよそ1000人の児童とその保護者が集まり、1万匹のホタルを夜空に放った。約67万平米の敷地を持つ園内は湿地・湖沼・砂地・林・草地など自然そのままの環境が整えられており、園の周囲もほとんどが農地と河川という中、公園ではホタル保護区を形成して今後にわたって「ホタルのいる夏」を市民に提供していく計画だ。(翻訳・編集/愛玉)