中国人が外国人最大の土地購入者に、日本人は減少―韓国

Record China    2013年5月31日(金) 17時28分

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30日、韓国の土地取引市場における13年第1四半期の最大の外国人購入者は中国人で、欧州人や米国人を大きく上回った。写真は済州島。

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2013年5月30日、韓国紙・中央日報によると、韓国の土地取引市場における13年第1四半期(1〜3月)の最大の外国人購入者は、購入面積が40万平方メートル以上に及んだ中国人で、欧州人(14万平方メートル)や米国人(9万平方メートル)を大きく上回った。一方、日本人が所有する土地面積は、逆に3000平方メートル減少した。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。

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韓国国土交通部が公表したデータによると、12年3月末現在で中国人が所有する韓国の土地面積は570万1000平方メートルとなっている。

中国人による土地所有が増加している原因について、韓国国土交通部不動産業課の文成要課長は「済州島では13年第1四半期に中国人の土地所有面積が29万2000平方メートル増加した。これは済州島で実施している『不動産投資移民制度』の影響によるものだろう」と分析している。

韓国では10年2月から、済州島に50万ドル以上投資した外国人に居住資格を与え、5年以上滞在すると永住権を与えるという「不動産投資移民制度」を導入している。

13年4月末現在、「不動産投資移民制度」を通じて韓国内の不動産へ投資された外国資本の総額は2657億ウォン(約238億円)に達しており、その大部分は中国人が済州島の観光関連不動産へ投資したものだという。中国人が済州島に所有している土地面積は10年末の4万9000平方メートルから、13年3月末には48万5000平方メートルへと急増している。(翻訳・編集/HA)

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