中国がアフリカ・マリにPKO派遣へ、「資源の略奪だけ」のイメージ改善狙う―中国メディア

Record China    2013年5月29日(水) 9時10分

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27日、環球網は記事「海外メディア:中国がマリに出兵、マイナスイメージの改善に努める=大歓迎は間違いない」を掲載した。写真は中国のPKO部隊。

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2013年5月27日、環球網は記事「海外メディア:中国がマリに出兵、マイナスイメージの改善に努める=大歓迎は間違いない」を掲載した。

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独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版は23日、中国がアフリカ・マリに500〜600人規模の部隊を派遣し、国連平和維持活動(PKO)に参加する方針だと報じた。中国にとってはこれまでで最大規模のPKO派遣となる。

今年4月、国連安保理決議に基づき、マリにPKO部隊が派遣された。現在、マリ北部で活動中のフランス軍、アフリカ連合(AU)軍に替わって任務を受け持つ予定で、今年7月1日より活動を開始する。PKOには兵士1万1120人、警官1440人が参加することになっている。

このPKOに中国も参加する準備を進めている。アフリカでの豊富なインフラ建設の経験を生かし、マリのインフラ建設に参加するほか、安全保障任務にも携わる見通しだ。

中国は「アフリカで資源を奪うばかり」という負のイメージを持たれてきた。PKOに参加することで地域の安全保障にも責任を持つ姿勢をアピール、悪いイメージを払拭する狙いがある。(翻訳・編集/KT)

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