2013年5月17日、米紙USA Todayは「現在消失しつつある世界遺産」を特集した。中国の万里の長城も含まれている。

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中国の東西を貫く、長大な万里の長城。そのすべての保護は難しく、自然の浸食によって失われつつある部分も少なくない。だがそれだけではなく、人の目が行き届き観光地化されている区間も、毎年数百万人もの観光客が訪れることで、破壊や摩耗が進んでいる。

他に名前が上がったのはエジプトのメンフィス墓地遺跡など。開発の進行、地下水位の上昇、環境汚染、盗掘などの危機にさらされている。また、オーストラリアのグレートバリアリーフもリスト入りしている。海水温度の上昇、水質の変化により、サンゴの大量死が確認された。（翻訳・編集/KT）