台湾側の怒り深く…フィリピン大統領特使、「満室」を理由に宿泊拒否=漁船銃撃事件で―台北市

Record China    2013年5月16日(木) 21時21分

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16日、フィリピンの沿岸警備隊が台湾漁船を銃撃し、台湾漁民1人が死亡した事件を受け、アキノ大統領の特使が訪台したが、台湾の外務関係省庁から面会を拒否されたことがわかった。写真は銃撃された漁船が属する台湾・屏東県琉球郷。

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2013年5月16日、フィリピンの沿岸警備隊が台湾漁船を銃撃し、台湾漁民1人が死亡した事件を受け、アキノ大統領の特使が訪台したが、台湾の外務関係省庁から面会を拒否されたことがわかった。中国新聞社が台湾メディアの報道を引用して伝えた。

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今月9日、台湾とフィリピンの双方が主張する排他的経済水域(EEZ)の重複海域で、操業中だった台湾漁船がフィリピン船から銃撃を受け、乗組員1人が死亡した。事件後のフィリピン側の対応に不信感を抱いた台湾側は、制裁措置を発令するなど緊張の度合いが高まっている。すでに、旅行・航空業界などにも波紋が広がっている。

これを受けて15日、フィリピン在台湾経済文化代表処(Manila Economic and Cultural Office)のアマデオ・R・ペレス首席理事が訪台したが、台湾外交部は接見を拒否した。これはペレス氏がフィリピン政府代表としてでなくアキノ大統領個人の代理として訪台したため。

接見のかなわなかったペレス氏は同日夜、台北市内のホテルに宿泊する予定だったが、満室を理由に宿泊を拒否された。最終的に、どこへ滞在したかは明らかになっていない。(翻訳・編集/愛玉)

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