朴槿恵大統領のスポークスマン、訪米中に突如更迭=理由はセクハラか―北米華字メディア

Record China    2013年5月10日(金) 16時11分

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10日未明、韓国大統領府の尹昶重報道官が更迭された。朴槿恵大統領が滞在先の米国で決定した。更迭の理由について、韓国メディアは「セクハラが原因」と報じている。

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2013年5月10日未明、韓国大統領府の尹昶重(ユン・チャンジュン)報道官が更迭された。朴槿恵(パク・クネ)大統領が滞在先の米国で決定し、李南基(イ・ナムギ)広報担当首席秘書官が米ロサンゼルスで行われた記者会見でこれを発表した。更迭の理由について、韓国メディアは「セクハラが原因」と報じている。北米華字ニュースサイト・多維新聞(DWnews)が伝えた。

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5日に始まった朴大統領の訪米日程は米韓首脳会談の実現などを通じ、成功裏に終わるものとみられた。しかし、その旅程が終盤に向かった9日、大統領に随行していた尹報道官の姿が消えた。李秘書官の説明によると、訪米中に「高官として不適切な行動があり、国家の尊厳を傷つけた」としてその場で更迭に至ったという。李秘書官はその具体的な理由を明かしておらず、「在米韓国大使館を通じて調査中」としている。朴大統領の訪米日程終了を待たず、李秘書官は8日、すでに帰国した。

しかし、韓国・聯合通信などは、米韓首脳会談の催された7日夜、韓国在米大使館でインターンを務めていた女性に対し、尹報道官が性的嫌がらせを働いたのが更迭理由」と伝えている。女性が警察に通報したことで明らかになったといい、尹報道官は米当局に拘束されることはなかったものの、「詳細は依然、調査中」とのこと。

尹昶重氏は保守派のコラムニスト出身。前年の韓国大統領選では、朴氏の対立候補・文在寅(ムン・ジェイン)氏を「反韓勢力」と批判して争議を呼んだことがある。朴大統領が就任するとそのスポークスマンに任命されたが、今回の電撃的な解任劇は、朴政権の今後に少なからぬダメージを与えると考えられる。(翻訳・編集/愛玉)

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