不十分な大気汚染への対応、チャイナドリームも「窒息」―英紙

Record China    2013年5月10日(金) 8時40分

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7日、中国では北京をはじめ多くの都市が深刻なスモッグに見舞われたが、効果的な対策がとられなかったことで「チャイナドリーム」が窒息させられるかもしれない。写真は6日の北京。

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2013年5月7日、英フィナンシャル・タイムズ紙によると、中国では首都・北京をはじめ多くの都市が深刻なスモッグに見舞われたが、効果的な対策がとられなかったことで「チャイナドリーム」が窒息させられるかもしれない。

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同紙コラムニストのギデオン・ラフマン氏によるこの記事は、急速な成長や業績ばかりに目が向けられてきたことで引き起こされた中国の大気汚染の深刻さは中国の新指導者・習近平(シー・ジンピン)国家主席の「中国夢」(チャイナドリーム)をかすませるほどのものとなっており、中国の指導者層に新たな国家成長の目標を求めるとともに、地方の官僚や産業界にも方向性の変更を迫る要因になっていると指摘している。

世界的医学誌・ランセットに掲載されたデータによると、大気汚染は2010年に中国で120万人が本来よりも早く亡くなる原因となり、北京だけでも同年に肺がん患者が60%も増加するという。1940〜1950年代に米ロサンゼルスで自動車排ガスが原因の大気汚染が発生し、1950年代に英ロンドンで石炭が原因の大気汚染が発生したが、現在の中国で発生している大気汚染は自動車と石炭の両方が原因となっており、それだけでも解決の困難さは深刻だ。

記事は「習近平主席は中国を世界的な強国にさせようとしているが、強さにもいろいろな定義があるはずだ」と締めくくられている。(翻訳・編集/岡田)

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