世界ベスト・レストラン50に入った中国の3店、すべて中華料理店ではないのはなぜ?―米メディア

Record China    2013年5月6日(月) 16時36分

拡大

1日、このほど英業界紙が発表した「世界ベスト・レストラン50」に中国から初めて3店がランク入りしたが、いずれのレストランも中華料理店ではなかった。写真は上海にあるレストラン「ピスタチオ」。

(1 / 8 枚)

2013年5月1日、米外交専門誌フォーリン・ポリシー(電子版)は「中国トップクラスのレストラン、なぜ中華料理を作らないのか?」と題した記事を掲載した。4日付で中国・環球時報が伝えた。

その他の写真

英業界誌「レストラン」がこのほど発表した「世界ベスト・レストラン50」に、中国本土から1店、香港から2店の計3店がランクインした。だが、この3店はいずれも中華料理のレストランではない。

43位に入った上海の「Mr & Mrs Bund」はモダン・フレンチ、香港の2店はそれぞれモダン・イタリー、ヌーベル・シノワのフレンチを出している。中国には中華料理があり、地方には多くの名物料理がある。欧米人の目から見ると中国にはまだ遅れている部分があるが、中華料理は中国のソフトパワーの1つには違いない。

中国国内のレストランはこれまで、味にこだわっても店内の雰囲気や接客内容などの細かい部分にこだわることはなかった。だが、この細かい部分が「世界ベスト・レストラン50」の選考基準の基本条件なのだ。中国各地にチェーン店を拡大している高級四川料理の「[イ肖]江南」の創設者・張蘭(ジャン・ラン)氏は「中華料理は見た目も美しく味も良いが、中華レストランは内装や外装など店を飾ることは不得意で、どのように料理を見せれば良いのかも分かっていない」と指摘している。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携