四川省のM7地震、「四川大地震の余震ではない」と専門家―中国

Record China    2013年4月20日(土) 20時17分

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20日、四川省雅安市で同日朝に発生したマグニチュード7の地震について、専門家は「単独型で、08年に発生した四川大地震の余震ではない」との見方を示した。

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2013年4月20日、四川省地震局工程研究院の周栄軍(ジョウ・ロンジュン)院長は、四川省雅安市蘆山県で同日午前8時2分(日本時間同9時2分)に発生したマグニチュード(M)7.0の地震について、「単独で発生したものであり、08年5月に起きた四川大地震の余震ではない」との見方を示した。中国新聞社が伝えた。

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周院長は「今回の地震は四川大地震と同じ龍門山断層帯で発生しているが、四川大地震の余震域外であり、その距離も非常に離れている」と説明した。今回の地震の余震で最大のものは、午前11時34分に雅安市天全県と蘆山県の境で発生したM5.3の地震。「大地震の後に余震が頻繁に発生するのは正常な現象だが、その継続時間と規模について予測することは現段階では不可能」とし、今後は地震による土砂崩れや土石流の発生に注意するよう呼びかけた。

地震発生直後に多くの成都市民が建物から外に飛び出したことについては、「成都市内の建築物は震度7まで耐えられるように建てられている。今朝の地震は成都市で震度6以下の大きさだった」と説明し、成都市民に対し冷静な対応を求めている。(翻訳・編集/本郷)

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