“庶民派”習近平主席のタクシー事件、「虚偽報道」を疑問視する声も―中国版ツイッター

Record China    2013年4月19日(金) 14時6分

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18日、中国共産党寄りの左派新聞とされる香港紙・大公報は、「習近平中国国家主席と北京市内のタクシー運転手との間で交わされたやりとり」を紹介したが、同日内にこれを「虚偽の内容だった」として一転、謝罪を行った。写真は北京市のタクシー。

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2013年4月18日、中国共産党寄りの左派新聞とされる香港紙・大公報は、「習近平(シー・ジンピン)中国国家主席と北京市内のタクシー運転手との間で交わされたやりとり」を紹介したが、同日内にこれを「虚偽の内容だった」として一転、謝罪を行った。

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この記事は、習氏が国家主席に就任する直前の3月1日、北京市内で付き人1人を伴ってタクシーに乗車し、その際に中国共産党や政治についてどう思うか、運転手から庶民の一意見を聞きだしたという内容。中国国営メディアの新華社通信も当初は「北京市交通当局に事実確認がとれた」と、この内容を支持したが、夕方になると一転して「大公報の記事は虚偽」と伝え、大公報も自社サイトで記事が虚偽であったことを報告し、謝罪に転じた。

“官製メディアによる誤報”という珍しい事態。一般人の意見表明の場として広く普及している“中国版ツイッター”にも多くの意見が投じられることが予想されたが、翌19日午前現在、関連の投稿は削除措置や投稿禁止の措置がとられている様子だ。それでも、一部の関連投稿を拾うことができた。単純な誤報事件とはとらえていない意見も少なくない。以下、寄せられた意見。

「これは好ましくないすう勢だ。公共のメディアまでがまるで個人発信のソーシャルメディアのようにスピードばかりを重視して、裏もとらずに事実に反した情報を流すとは。読者のメディア不信がより一層進むだろう」

「どれが本当でどれが嘘か、実のところは誰にもわからない」

「事実かそうでないかなんてどうでもいい、重要なのは読者がどう思うかだ」

「タクシー運転手が口封じされないことを祈るよ」

「官製メディアは信用できない!」

「今後は何を信じたものか。人民日報でも信じろって?」(※人民日報は中国共産党機関紙)

「香港の大公報は中国でいう人民日報みたいなもの。誰も読まないよ」

「香港人は大公報と文匯報は地元新聞とみなしていません。共産党機関紙と認識しています」

「大公報って読んだことはないけれど、まさか国家指導者に関する虚偽情報をトップ記事にするような媒体ではないだろうよ」

「大公報のような共産党系の新聞が、国営メディアに『虚偽報道』と指摘されるのは一大事。しかも、最初は事実と認められていたのに」

「謝罪すべきは大公報ではなく、裏で芝居を組んだ人たちじゃないかな」

「こういう記事って発行前の審査は厳しいはずじゃないの?それとも報道規制が緩和されたとでも?」

「この何十年もの間、中国は政治的な必要性があって、ねつ造されたニュースが横行してきた。南京大虐殺の件だって、今回の事件と大差ないさ。どんな報道も真に受けるおバカさんには分かる訳もないかな」

「今後はきっと厳しい世論統制が始まるぞ」 (翻訳・編集/愛玉)

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