スーチー氏が会見「中国とは良好な関係を維持」=大統領職に意欲「国民が安心できる国に」―東京

Record China    2013年4月17日(水) 19時24分

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17日、来日中のミャンマー最大野党「国民民主連盟」のアウンサンスーチー議長は日本記者クラブで会見し、「中国とインドなどと接しているが、良好な関係を保っている。中国の共産党政権を一番最初に承認したのはビルマ(ミャンマーの旧名)だ」と強調した。

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2013年4月17日、来日中のミャンマー最大野党「国民民主連盟(NLD)」のアウンサンスーチー議長は日本記者クラブで記者会見し、同国が大国に隣接し脅威に感じないかとの質問に対し、「中国とインドなどと接しているが、良好な関係を保っている。中国の共産党政権を一番最初に承認したのはビルマ(ミャンマーの旧名)だ」と強調した。その上で、「大国が小国を乗っ取ってしまうような野蛮な時代ではない。ビルマは中立国であり、欧米諸国とも良好な関係を維持している」と述べた。

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スーチー議長は「国家の統一と平和の実現が必要だ。法の支配を確立し、国民一人ひとりが安心できる国にしたい」と語り、大統領職への強い意欲を示した。自らの政治信条について「派手な言葉で語ることより国民に正直でありたい」と言明した。

日本からの援助について「軍事政権ではなく国民に向けた支援をお願いしたい」と要望。具体的に「経済援助は、都会や農村の若者の雇用の創出につながるようなものが望ましい」と語った。

また、自国名をミャンマーではなく「ビルマ」と呼んでいることについて「ミャンマーは軍事政権が付けた呼称。ビルマは世界で古くから親しまれ、語感もよい」と説明した。(取材・編集/HY)

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