隋の皇帝・煬帝の本物の陵墓を発見か、わずか20平米あまりの小さな遺跡―中国

Record China    2013年4月15日(月) 21時40分

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14日、揚子晩報は記事「江蘇省揚州市で煬帝の陵墓を発見=わずか20平米あまり」を掲載した。近衛軍の反乱により死亡した煬帝だけに陵墓はわずか20平米あまりの小さなものだった。写真は発掘現場。

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2013年4月14日、揚子晩報は記事「江蘇省揚州市で煬帝の陵墓を発見=わずか20平米あまり」を掲載した。

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揚州市の不動産建設現場から2期の墳墓が発見された。考古調査を実施したところ、そのうちの1基から発見された墓志に隋の皇帝、煬帝の墳墓であると記されていた。もう1基の墳墓は皇后、蕭氏のものとみられる。

煬帝の陵墓はわずか20〜30平米という小さなもの。とても皇帝の陵墓とは見えないが、それも煬帝の最後を考えるといたしかたないところか。西暦618年、煬帝は揚州市で宇文化及ら率いる近衛軍の反乱により死去した。

死後、煬帝の陵墓は何度か移されている。西暦648年に皇后の蕭氏が死亡した歳、唐の太宗が揚州で合葬するよう命じた。今回発見されたもう一つの墳墓が蕭氏のものと推定されているのはこの史料の記述による。

揚州市にはすでに煬帝の陵墓が存在する。清朝時代に認定されたもので、1980年代から何度か修復され現在では著名な観光地となっている。しかし今回の発掘によって本当の陵墓の位置が明らかになったと見られている。(翻訳・編集/KT)

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