元中国女子バスケ代表が日本国籍取得、日本での試合が晴れて可能に―中国メディア

Record China    2013年4月14日(日) 16時32分

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12日、元中国女子バスケ代表で、昨年日本国籍を取得した杉山美由希選手はこのほど、国際バスケットボール連盟の裁定により、晴れて日本での公式戦参加が可能になった。写真は杉山選手。

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2013年4月12日、 中国女子バスケットチームのセンターとして活躍し、その後日本国籍を取得した杉山美由希選手(旧名・李明陽)はこのほど、国際バスケットボール連盟の裁定により、日本国内公式リーグ戦の参加資格が正式に認められた。東方網が伝えた。

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今回の決定で、中国代表として世界選手権に出場したことのある杉山選手が、将来日本代表として国際試合に出場する可能性も出てきた。杉山選手は1994年6月1日中国吉林省生まれ、身長196センチ。2010年U―17女子バスケットボール世界選手権大会に中国代表として出場。中国チームは銅メダルを獲得し、U―17女子バスケ世界選手権史上最高に並ぶ好成績を残した。杉山選手はセンターとして、8試合中に平均16分出場。6.4得点、6.2リバウンドを記録。

この世界選手権の後、杉山選手はシャンソン化粧品にスカウトされ、同年10月に来日。翌11年1月、杉山選手は同社の杉山明宏部長の養子となり、改名。12年4月、日本国籍を取得した。シャンソンは同年5月、日本バスケットボール協会に杉山選手の競技選手登録を申請。杉山選手の日本国内での試合出場が可能になるよう求めた。

だが、中国バスケットボール協会は、「18歳未満の選手の海外移籍を禁止する」という国際バスケットボール連盟の規定に違反しているとして、杉山選手の移籍に関わる手続きを拒否。このため、日本バスケットボール協会は国際バスケットボール連盟に中国側の対応を提訴していた。このほど、同連盟は「杉山選手はシャンソン化粧品の選手として、日本の公式リーグ戦に出場する資格がある」と認定。ただし、中国バスケットボール協会にシャンソン側が200万円の補償金を支払うという条件が付けられた。これにより、杉山選手は日本でのプレーが可能になった。(翻訳・編集/本郷)

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