韓国大使館お勧め料理・部隊チゲに「キムチばっかり」「同情して涙が出る」―中国

Record China    2013年3月23日(土) 13時36分

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22日、韓国大使館が紹介した韓国グルメに中国から同情の声が上がっている。

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2013年3月22日、現代快報によると、在中国韓国大使館は20日から、フォロワー10万人を有する中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」の公式アカウントに「お勧めの韓国グルメ」の紹介を開始。記念すべき第1回は一般のチゲにインスタントラーメンなどを入れたキムチ鍋「部隊チゲ」のレシピを写真付きで掲載した。ところが、中国の多くのネットユーザーからは「インスタントラーメンでそんなにテンション上がるのか」「韓国グルメはキムチばっかりでワンパターン」などとツッコミが相次いでいる。

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中国では最近、食をテーマとした中国中央テレビ(CCTV、日本のNHKに相当)のドキュメンタリー番組「舌尖上的中国」(舌で味わう中国)が人気となっており、そのブームに乗っかる形で、同大使館が美食のアップを始めた。今回アップされた「部隊チゲ」の材料は豚肉やソーセージ、エノキ、ネギなどで、メインはキムチとインスタントラーメン。食材を鍋に入れて煮ると出来上がりだ。

ところが、出来上がりの写真がインスタントラーメンに具をのせただけに見えるため、中国のネットユーザーらが「これってただのインスタントラーメンじゃない」「同情して涙が出る」と厳しいツッコミの声を上げ、同ミニブログは2万回以上転送された。

■ネットユーザー「料理名が違うだけで全部キムチ料理」

「舌尖上的中国」を見て目を肥やした中国のグルメ家たちにとって、この「舌尖上的韓国」はあまりに質素に映ったようだ。

韓国の美食文化に対しては、「キムチ、キムチ、キムチ」と、キムチワンパターンだと中国のネットユーザーがこれまでにも厳しい意見を寄せており、今回が初めてではない。そのため、今回同大使館が美食として「キムチ鍋」を紹介したことで、蜂の巣をつついたような騒ぎになってしまった。

このようにネットユーザーから大ブーイングを浴びているにもかかわらず、同大使館は公式アカウントで、「これからも週に1回、韓国の美食の簡単な作り方をみなさんに紹介する」と全く懲りない様子。中国の有名なネット作家・和菜頭さんは、「同大使館のミニブログの運営者には本当に頭が下がる。1年以上毎日韓国の美食を紹介するなんて私には無理だ。微妙に違うキムチ料理を毎回紹介するなんてそうそうできることではない」と辛口コメントを寄せている。

韓国の美食が大ブーイングを受け、そのとばっちりを受けたのが日本だ。あるネットユーザーは、「日本の美食を語るなら、第1回は刺身。第2回は刺身を乗せた寿司で終わり。韓国はもっと簡単。第1回で大根と白菜のキムチを5分紹介したらそれで終わり」としている。

一方、「実際には韓国にも美食がたくさんある。味もキムチ味1種類ではない。行ったこともないのに、『キムチしかない』とどうして評価できるのか。それに中国人と韓国人の好みも違う。韓国はさっぱり味が好きなのに対し、中国は濃い味が好き。慣れない気がするのも当然で、外国人からすると、中国の料理も慣れないかもしれないのだから」と冷静なコメントをするネットユーザーもいる。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)

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