“タイタニック2号”は中国で建造、「その終着地は天国か竜宮城」と皮肉の声が殺到―中国版ツイッター

Record China    2013年2月28日(木) 18時52分

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26日、世界の主要メディアが報じたところでは、豪華客船「タイタニック」をほぼ完全に再現した「タイタニック2号」の建設プロジェクトが正式に始動しそうだ。写真は見張り用の双眼鏡をしまってあったタイタニック号のロッカーの鍵(2008年3月撮影)。

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2013年2月26日、ロイターやAFP通信など世界の主要メディアが報じたところでは、かの有名な豪華客船「タイタニック」をほぼ完全に再現した「タイタニック2号」の建設プロジェクトが正式に始動しそうだ。豪州の大富豪クライブ・パーマー氏が同日に発表したもので、同氏は建造の出資者である。

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100年以上前、“不沈の船”として処女航海に乗り出したタイタニック号。目指すニューヨークにはたどり着けないまま、氷山に衝突して大西洋のもくずと消え果てた。このほどの発表では、タイタニック2号は全長約269メートルで、乗客2435人と乗組員900人を収容する。設計や内装でほぼ当時の原型を複製するが、当時と異なるのは、3500人分の救命ボートを積載する点だ。年内にも起工する予定で、2016年の進水を目指し、ニューヨークへの船旅を完遂する計画が明らかにされた。

中国の水上運輸大手・中国長江航運集団の金陵造船所(CSC Jinling Shipyard)が建造を請け負い、数日内にもその契約が締結される見込みだという。

この夢の豪華客船が中国で造られるということを受けて、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトにはこれを不安視したり揶揄したりする自嘲の声が殺到している。以下はその一例。

「非常に心配である」

「聞けば聞くほど恐ろしい話」

「ひゃ!中国製!」

「中国製が、いちばん安全…」

「また1隻、大きな船が沈没することになるようだ」

「中国製か、沈まなかったらそれこそ驚きである」

「沈まないことを想像しようとするが、無理だ」

「死んでも乗らないぞ」

「乗る勇気のある奴は真の勇者」

「yesterday once more?」

「つまり、歴史は繰り返す」

「人類は歴史からの教訓を学ばないものである」

「コピー製品、イケてる!」

「2号は1号のたどった運命すら完璧にコピーするであろう」

「外国に依頼されて造ったものだけがクオリティー的にまともな中国製品」

「その終着地はただ二つ、天国か竜宮城である。自分を孫悟空と思う奴だけは乗船券を買ったらいい」(翻訳・編集/愛玉)

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