地下水汚染、64%の都市で深刻=汚染のない都市はわずか3%―中国

Record China    2013年2月19日(火) 13時16分

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18日、中国の関連部門が118の都市を対象に行っているモニタリングのデータによると、約64%の都市で地下水が深刻に汚染され、軽度の汚染となる都市は33%に達し、基本的に汚染のない都市はわずか3%だった。写真は北京の水道水処理工場。

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2013年2月18日、中国の関連部門が118の都市を対象に行っているモニタリングのデータによると、約64%の都市で地下水が深刻に汚染され、軽度の汚染となる都市は33%に達し、基本的に汚染のない都市はわずか3%にとどまることが明らかになった。

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連日「山東省などで企業が汚水を高圧で排出して地下水を汚染している」といった情報が注目を集めているが、監督管理部門からは公式の発表はなかった。

公益関係者はこのほどミニブログで、「山東省では化学工場や製紙工場が汚染の深刻な汚水を地下に注入して監督管理部門の規制を逃れ、地下水汚染はすでに多くの地方で長年にわたり静かに進行している」と暴露した。

また、人民日報は公式ミニブログで「祝日のお祝いムードの中で、一部地方の地下水汚染の現実が人々を心配させている。汚水を地下に注入すると、水源を汚染して後代にまで被害が拡大する。企業は利益のみを追求してはならず、政府部門の業績のために放任してはならない。子孫を滅亡させるGDPは不要である。政府から大衆までが水質汚染の取り締まりを掲げ、美しい中国のためにきれいな水源を保つべきだ」とコメントしている。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/内山

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