中国国営テレビが初の生中継、旧正月も続行する尖閣海域の巡視活動―仏メディア

Record China    2013年2月15日(金) 17時32分

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14日、中国の国営テレビは、中国当局による尖閣諸島周辺海域の巡視活動の様子を初めて生中継で放送した。写真は中国国家海洋局の尖閣周辺海域巡視隊に所属する「海監15」(今回の巡視活動には含まれていない)。

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2013年2月14日、中国の国営テレビは、中国当局による尖閣諸島周辺海域の巡視活動の様子を初めて生中継で放送した。仏国際ラジオ局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)電子版の報道。

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中国国営テレビ局・中央電視台(CCTV)は14日、中国国家海洋局所属の船舶「海監」で形成された尖閣周辺海域巡視隊による定期任務の様子を現場から生中継した。中国では今月10日から旧正月の長期連休期間に入っており、この期間に中国の公務船が尖閣海域をパトロールするのも初めてのことだ。

中央電視台の記者は、3隻からなる巡視隊のうち指揮船となっている「海監50」に同乗し、中継を行った。その画面には尖閣諸島の島影も映りこんでおり、釣魚島から13カイリの地点まで接近した接続水域を航行したとみられる。

日本メディアの報道では、海上保安庁の巡視船もこの3隻を確認している。日本側から発した警告に対し、「海監50」は中国語と英語で、「ここは中国の管轄海域であり、即座に退去を求める」と答えたという。(翻訳・編集/愛玉)

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