中国の中・東部、スモッグが頻発=風弱く大気安定、汚染物質が滞留―中国紙

Record China    2013年2月15日(金) 7時33分

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14日、中国気象局はこの冬は中・東部の大半でスモッグが頻発していると発表した。専門家は「風が弱く、空気中の浮遊粒子物質が多く、大気の動きが安定していることが原因だ」としている。 写真は江蘇省のスモッグ。

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2013年2月14日、中国新聞社(電子版)によると、中国気象局はこのほど記者会見し、この冬は中・東部の大半でスモッグが頻発していると発表した。専門家は「風が弱く、空気中の浮遊粒子物質が多く、大気の動きが安定していることが原因だ」としている。

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専門家はスモッグの原因は、以下の三つにあると指摘。(1)冷たい空気の活動が例年より弱い。中・東部の大半で大気が安定する条件がそろい、中でも華北地域では64.5%と過去10年で最高に達している。汚染物質が地上近くに集まり、スモッグを誘発している(2)冬季で空気中の浮遊粒子物質濃度が高く、スモッグが形成されやすい(3)スモッグが地上近くの大気をさらに安定させ、汚染の悪化を招いている。気象条件によりスモッグが出やすくなり、汚染物質の放出が拍車をかけている。

この冬スモッグが出た日数は、河北省南部、北京市、山西省東部、山東省、河南省、安徽省、江蘇省、上海市、浙江省、福建省、湖北省、湖南省、江西省の大部分、広東省西部、広西チワン族自治区東部、四川省、雲南省で10〜20日に達し、うち江蘇省の大部分で20日以上となっている。(翻訳・編集/AA)

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