ロシアからの原油輸入、年々増加―黒竜江省大慶市

2007年3月現在、黒竜江省大慶市には、原油を満載したロシアからの国際列車が、続々と到着している。かつて中国最大の油田・大慶油田として名をはせたこの街だが、今やロシアとの原油貿易の拠点、という新たな顔を持つようになった。

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中国とロシアは、エネルギー資源や貿易などの多方面で、協力関係を深めている。特に中国はロシアからのエネルギー資源の輸入に、積極的だと言えるだろう。2006年、ロシアから輸入された原油は4．8億トンに達し、前年比2．1％増加した。輸入された原油は大連市に備蓄し、加工されている。

現在、原油の運搬は列車にて行われているが、将来的にはパイプラインの敷設計画もある。ロシアからの原油輸入量は増加する一方、との見方が強い。（翻訳・高口康太/編集・饒波貴子）