中国高級レストランの「神戸肉」、大部分が国産や他国からの密輸品―中国メディア

Record China    2013年2月4日(月) 11時28分

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3日、北京や上海の高級レストランで提供されている「神戸肉」の多くが密輸であることが分かった。

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2013年2月3日、北京や上海の高級レストランで提供されている「神戸肉」の多くが密輸であることが分かった。その原因は普通の牛肉の数百〜千倍の価格で売れ、大きな利益を上げられるうえ、密輸に対する罰則や罰金が軽いからだという。中国中央テレビ(CCTV)が伝えた。

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上海市食品薬品監督管理局の調査担当者がこのほど、上海市の日本料理店を突撃調査したところ、客に対して「当店の肉は日本から輸入した本物の神戸肉」と説明していたにもかかわらず、調査担当者に対しては多くの店が日本からの輸入牛肉であることを認めなかった。

中国の日本料理店で販売されている神戸肉は、神戸肉を装った中国国産牛肉や他国からの輸入牛肉のほか、日本からの輸入牛肉もある。しかし、正規の輸入ルートを通じてのものではなく、密輸品が多いという。

上海の税関によると、01年に日本からの牛肉輸入が禁止されてから、日本牛肉の密輸量が増加し、07年にピークを迎えた。その後、当局が摘発に力を注いだことにより、密輸は減ったものの、依然として根絶できていない。

法務関係者は「密輸によって巨大な利益を稼げることだけでなく、罰則や罰金が軽いため警告作用を果たしていないことも大きな原因の一つだ」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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