Record China 2019年2月28日(木) 1時0分
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26日、韓国・中央日報は「万里の長城を超えた国産エンジン」との見出しで、「韓国製の自動車エンジンが初めて海外の完成車メーカーに輸出される」と報じた。写真は万里の長城。
2019年2月26日、韓国・中央日報は「万里の長城を超えた国産エンジン」との見出しで、「韓国製の自動車エンジンが初めて海外の完成車メーカーに輸出される」と報じた。
記事によると、現代・起亜自動車グループの部品メーカー・現代(ヒュンダイ)WIAの中国・山東法人が25日、中国の完成車メーカー・長豊汽車と、追加部品なども含めた総額1兆200億ウォン(約1011億円)規模のエンジン供給契約を結んだ。韓国の部品メーカーが海外完成車メーカーとエンジン供給契約を結んだのは、これが初めて。
現代WIA山東法人は、2020年8月から2000CC級のガソリンターボエンジンを長豊汽車に供給するという。供給物量は年間6万台、5年間で30万台となる。同エンジンは中国の排ガス規制、燃費規制を全て満たしており、長豊汽車のスポーツ用多目的車(SUV)に搭載されることになるという。
記事は「現代WIAはグローバル自動車部品メーカーに成長するための足掛かりを築いた」と評価している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「まさか技術まで渡さないよね」「技術を全部盗まれて、すっからかんになるだけだ」「技術も提供するんだろうな…。この輸出によって、韓国企業はもう必要のない存在となる」「また何か裏があるのでは?。信用できないな」「中国は輸出する企業に対して横暴な態度を取るから、米国、日本、欧州の企業が離れていってるんだよ。輸出1件のために技術流出するなら、いっそしないほうがいい!」など、中国側への技術流出を懸念する声が多く寄せられているほか、「電気や水素自動車にシフトしている時代なのに、今ごろエンジン、トランスミッションの開発するなんて遅過ぎる」といった意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)
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