村山元首相の訪中、日中交渉ルートの細さ露呈=影響力低く報道冷ややか―英メディア

Record China    2013年1月29日(火) 21時30分

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29日、英BBC(中国語電子版)は、安倍政権発足後に日本から要人の訪中が相次いだものの、「いずれも政治的影響力は小さく、日中関係改善の決め手にはならない」と分析した。写真は訪中した村山富市元首相。

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2013年1月29日、英BBC(中国語電子版)は、「村山氏訪中が示した日中交渉ルートの心細さ」と題する記事を掲載し、安倍政権発足後に日本から要人の訪中が相次いだものの、「いずれも政治的影響力は小さく、日中関係改善の決め手にはならない」と分析した。以下はその概要。

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中国を訪問中の村山富市元首相、日中友好協会の加藤紘一会長が28日、北京で中日友好協会の唐家[王旋](タン・ジアシュエン)会長と会談した。しかし、日本のメディアは紙面の片隅で報じただけ。村山氏は13年前に政界を引退しており、すでに社会からほとんど忘れられている。社民党の国会議員もわずか6人で、影響力の低下が続いている。加藤氏は与党・自民党議員で、谷垣禎一前総裁とも近い関係だが、現在は党内非主流派といえる。

公明党山口那津男代表も訪中し、習近平(シー・ジンピン)総書記と会談したが、それ以外の要人訪問はいずれも注目を集めず、日中関係改善の決め手になるとは思えない。鳩山由紀夫元首相に至っては、尖閣諸島の「係争地認定」発言などで国内から批判が噴出。日本のメディアは冷ややかな目で見ている。(翻訳・編集/AA)

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