「我々は対話の窓口を求めている」、公明党代表親書を携え訪中―中国メディア

Record China    2013年1月23日(水) 8時54分

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22日、日本・公明党の代表、山口那津男氏が同日から訪中。これは安倍新内閣成立後初めての日本の与党代表の訪中となる。写真は尖閣諸島の資料写真。

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2013年1月22日、日本・公明党の代表、山口那津男氏が同日から訪中。これは安倍新内閣成立後初めての日本の与党代表の訪中となる。メディアの報道によると、山口代表は先の取材の際に、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題は棚上げし、両国指導者の対話をすみやかに再開させるべきだと語っている。中国の海監船や飛行機が最近尖閣諸島近くを巡視していることについては「日中双方の戦闘機はいずれも島上空を訪れるべきではない」とした。

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日本の与党の一つ、公明党の山口那津男代表は尖閣諸島情勢が原因で低迷する日中関係の現状に深い憂慮を示した。山口代表は、「重要なのは問題のエスカレートを防止し、不測の事態を予防。そして緊張した情勢を緩和することだ。我々は対話の窓口を求めている。政治家の間の対話は非常に重要だが、日中間の政治家の対話は中断している。訪中が大局的な角度から、日中関係改善の一歩となることを希望する」と語った。

山口代表の今回の訪中では、日本の安倍晋三首相の親書を携えており、また中国共産党中央総書記の習近平(シー・ジンピン)氏との会談を希望し、日中首脳会談の早期実現を提案したい考えだ。山口代表は、安倍首相も日中首脳会談の回復を望んでいると信じているとして「与党の重要な役割はこうした環境を創出することだ。日中両国は徐々に意思疎通を回復し、最終的には首脳会談を開催して両国関係を改善する必要がある。」と話している。

中国の海監船や飛行機が連日尖閣諸島近海や上空に出現することについて山口代表は「極めて憂慮している」とし、不測の事態を回避するため、中国側に対して日中両国が海上安全の連絡体制についてすみやかに共通認識に達するよう提案すると同時に、双方の飛行機は島の上空を飛行しないよう提案すると述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/内山

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