<尖閣問題>日系デパートで商品強奪した大学生、勾留4カ月15日の実刑判決―湖南省長沙市

Record China    2013年1月20日(日) 14時35分

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18日、昨年9月の反日デモで日系デパート・平和堂に乱入し、商品を強奪した大学生に対し、勾留4カ月15日の実刑判決が下された。写真は長沙市の反日デモ。

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2013年1月18日、湖南省長沙市雨花区法院は、昨年9月に発生した反日デモの際、市内の日系デパート・平和堂から商品を奪った大学生の男に対し、騒乱罪で勾留4カ月15日の実刑判決を下した。19日付で瀟湘晨報(電子版)が伝えた。

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A被告は昨年9月15日、大勢の市民とともに平和堂デパート前広場で行われた反日デモに参加。デパート内に乱入し、3階と4階の売り場から、バッグ、ペン、メガネ、時計、衣服、靴下、ジャケット、靴など、総額3000元(約4万3000円)以上の商品を奪った。現場から逃走しようとしたところを警戒にあたっていた警察官に逮捕された。

A被告が学ぶ湖南省の某大学は検察院に対し、同被告が学生会の副主席を務め、幾度も「優秀学生幹部」「優秀学生」として表彰されるほどの優れた学生であり、家が貧しく、両親は純朴な農民であると説明。その後の捜査の結果、A被告が犯行に際して破壊行為には加担しておらず、商品を持ち去っただけであることが判明。勾留期間中に自らの過ちを認めて深く反省していることなどを考慮し、検察院も法院に対し、情状酌量を求めていた。

A被告は3ページにわたる反省文を法廷に提出。「両親は必死でお金を稼ぎ、立派な人物になれるようにと自分を大学にまで行かせてくれたのに、今の自分は犯罪者だ」と、深い後悔と強い反省の念を抱いていることを訴えた。1時間にわたる審議の結果、同法廷はA被告に対し、比較的軽い騒乱罪で勾留4カ月15日の実刑判決を下した。(翻訳・編集/本郷)

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