今年懸念されるアジア最大のリスクは、中国の対台湾強硬姿勢=米中関係を直撃へ―台湾英字紙

Record China    2013年1月9日(水) 19時38分

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7日、台湾英字紙タイペイ・タイムズは米エンタープライズ研究所(AEI)のマイケル・マッザ研究員の警告を掲載した。写真は昨年11月、十八大前に警備が強化された北京市天安門広場。

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2013年1月7日、台湾英字紙タイペイ・タイムズは米エンタープライズ研究所(AEI)のマイケル・マッザ研究員の警告を掲載した。人民網が伝えた。

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2013年、台湾がきっかけとなって米中関係が打撃を受ける可能性が高いとマッザ研究員は警告している。これは、中国が今年、強硬な対台湾統一政策を打ちだし、台湾側が将来の統一に向けた政治的対話を拒んだときに起こると想定している。この場合、中台関係が悪化するばかりか、米国も巻き込まれて米中関係も確実に悪化するという。

米中関係の危機は、アジアにおける2013年の「甘く評価された4つの脅威」の一つだという。残る3つは(1)中国がイスラム原理主義勢力の襲撃を受ける。(2)米の軍事費削減に伴い米海軍の対応能力が低下すること。東日本大震災におけるトモダチ作戦のような巨大自然災害に対応する能力が低下することが懸念される。(3)85歳と高齢のタイのプミポン国王の健康問題。国民の信頼厚い国王を失えばタイの政治的混乱につながる可能性が高い。(翻訳・編集/KT)

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