日本に学べば必ず成功する!中国大富豪が説く「日本通」のススメ―中国メディア

Record China    2013年1月5日(土) 5時20分

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26日、財経網は中国不動産大手・万科の王石CEOの新刊「王石は語る」の一部を紹介した。「成功しない方が難しい」と豪語した自信は日本から学んだ知恵に由来しているという。写真は東京タワー。

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2012年12月26日、財経網は中国不動産大手・万科の王石(ワン・シー)CEOの新刊「王石は語る」の一部を紹介した。「成功しない方が難しい」と豪語した自信は日本から学んだ知恵に由来しているという。以下はその概要。

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私は日本語が話せないが、「日本通」として知られている。まさにそのとおり。私は1986年に日本を初めて訪問した。日本人の仕事に対する態度、物の保護に対する姿勢に大きな衝撃を受けた。当時、日本はすでに近代化を成し遂げていたが、それでも古い電信柱を大事にし、道路の改修もまるで芸術品を扱うかのような丁寧さだった。

中国では日本に学ぶべきか、欧米に学ぶべきかという二大潮流が存在する。私の会社の中でもそうだ。その中にあって私は日本派を堅持している。日本は中国と文化的にも地理的にも近く、学ぶのに便利だからだ。

もちろん日本から学ぶことには感情的な問題もある。日本の歴史をひもとけば、日清戦争の賠償金が近代化の一つの契機になっていたことを知るだろう。中国の戊戌変法が成功していれば、中国も近代化を成し遂げていたのに……との思いもある。

だが、それは違うのではないか。私は江戸東京博物館を見学したことがあるが、幕末時点で日本はさまざまな近代化を迎える準備ができていた。明治維新がなくとも日本は近代化を成し遂げていただろう。逆に言うと、中国にその準備はなかった。中国に近代化の準備が整ったのは、20世紀も後半に差し掛かった改革開放以後となろう。(翻訳・編集/KT)

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