出稼ぎ労働者、8割が実家での発展を希望=両親の扶養に適し低い生活コストがメリット―中国

Record China    2012年12月28日(金) 0時24分

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25日、求人求職サイト・大谷打工網が発表した調査の結果によると、出稼ぎ労働者の8割が帰郷し発展したいという考えを持っていることが明らかになった。写真は今月上旬、浙江省紹興市で帰省のために列車の駅に集まる出稼ぎ労働者。

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2012年12月25日、中国で春節(旧正月)の帰省ラッシュが迫っているなか、求人求職サイト・大谷打工網が発表した、1万人以上の基層労働者を対象に実施した調査の結果によると、出稼ぎ労働者の8割が帰郷し発展したいという考えを持っていることが明らかになった。広州日報が伝えた。

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今回のオンライン調査には、1万356人の利用者が参加した。これに1000人分の現場アンケート調査を加えると、サンプル数は計1万1356人分に達した。このうち広東省が3121人分、広州市が783人分になった。

出稼ぎ労働者は流動性が高い。調査結果によると、出稼ぎ労働者の57%は過去3年内に勤務地(都市)を変更しており、このうち20%が3回以上勤務地を変更した。彼らは特定の都市に対してこだわりを持っておらず、仕事に対する忍耐力の不足が、高い流動性の主因となっている。

出稼ぎ労働者が勤務地を変更する理由のうち、給与が圧倒的な比率を占めなくなったことは興味深い。新世代の出稼ぎ労働者のうち、40%は給与を理由に勤務地を変更した。また32%は、実家や家族と近い所に移りたかったためとした。新世代の出稼ぎ労働者は、家族を養うため大金を稼ぐというプレッシャーがないため、自らの感性を重視して仕事を選択している。

実家で勤務する意向はないかという質問に対して、86%は実家での発展を考えたことがあると回答した。出稼ぎ労働者は、実家での勤務の最大のメリットを、「両親の扶養に適している」とした。他にも、「生活コストが低い」、「出身地による差別がない」などがメリットとしてあげられた。

給与の他に職業的発展を重視

ホワイトカラーと異なり、基層労働者の転職率は高い。回答者の52%は過去3年間で1〜3回転職しており、15%以上は3回以上転職している。彼らは転職を続けることにより、より良い発展の機会をつかもうとしている。出稼ぎ労働者の33%は、過去3年間で1度しか転職していないと回答したが、その他の出稼ぎ労働者と比べて安定的だと言える。

転職率が高い理由の1つとしては、新世代の出稼ぎ労働者は若者が多く、仕事に対する態度が移ろいやすく、異なる職種を試すことで自らに合った仕事を求めようとしていることがあげられる。次に新世代の出稼ぎ労働者は、かつての出稼ぎ労働者のように給与だけを重視していない。彼らは業務環境や生活条件をも重視しており、業務環境や経営者の社員に対する態度を理由に離職することもある。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山

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