2012年12月25日、来月公開のウォン・カーウァイ（王家衛）監督最新作「一代宗師」から、主演のトニー・レオン（梁朝偉）とその妻を演じる韓国人女優ソン・へギョのスチールが公開された。新浪網が伝えた。

【その他の写真】

ウォン監督が3年を費やして撮った最新作「一代宗師」は、香港で来月8日に封切り予定。カンフーの一派・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン（葉問）を描く作品だ。近年にブームとなっているイップ・マンを題材とした映画の中でも、ヒットメーカーであるウォン監督が人気俳優トニー・レオン（梁朝偉）を起用した作品だけに、特に注目度が高い。

映画でイップ・マンの妻を演じるのはソン・へギョ。公開に先立ち、チャイナドレスに身を包んだスチール写真が公開された。これまでのイップ・マン映画でいずれも美女スターが演じてきた役どころだが、へギョも清楚な美しさで魅力を発揮している。女性を美しく撮ることに長けたウォン監督ならではの仕上がりだ。また、彼女の凹凸のある立体的なボディも、チャイナドレスにマッチしている。

今回、トニーとは初共演だったが、以前から彼の映画が好きでファンだっただけに、喜びはひとしおだったという。2人きりのシーンでは、トニーのまなざしに体が溶けそうになったといい、「映画で見るより、実際に見た時の視線の魅力はすごかった」と話している。（翻訳・編集/Mathilda）