<中華ボイス>劉暁波、「中国の闇に存在する最後の希望!」同じ受賞者でも違い過ぎる境遇―軍事専門家

Record China    2012年12月6日(木) 15時34分

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6日、中国の軍事専門家・趙楚氏は、「彼は莫氏のように名誉ある場に行くことはできないが、彼の空席には中国の暗たんとした時代における最後とも言うべき尊厳と希望が座っている」と劉暁波氏と思われる人物に関して意見を述べた。写真は劉暁波氏。

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2012年12月5日、中国人作家でノーベル文学賞を受賞する莫言(モーイエン)氏は、ノーベル賞授賞式参加のため、家族とともにスウェーデンに向かった。莫氏は受賞決定後に著書の売り上げが激増したり、故郷が観光スポットになったりと注目と人気を集めている。一方で、2010年にノーベル平和賞を受賞した人権活動家の劉暁波(リウ・シアオボー)氏はいまだ服役中である。今月4日には、ノーベル賞6部門から総勢134人の歴代受賞者たちが、劉氏と軟禁されている劉霞(リウ・シア)夫人の釈放を求め、連名で習近平(シー・ジンピン)中国共産党総書記に書簡を送った。

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中国の軍事専門家・趙楚(ジャオ・チュウ)氏は6日、「莫言氏は5日、ノーベル賞授賞式に参加するため、家族を伴ってスウェーデンに向かった。莫氏の成功を祝うとともに、今も孤独な闇の中に閉じ込められ、家族とも会えないノーベル平和賞受賞者の“あの人”に敬意を表し、彼ら家族に幸運が訪れることを願う。彼は莫氏のように名誉ある場に行くことはできないが、彼の空席には中国の暗たんとした時代における最後とも言うべき尊厳と希望が座っている」といまだ服役中の劉暁波氏と思われる人物に関して意見を述べた。(翻訳・編集/内山

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