40年間で野生動物の数が激減、食用乱獲が原因―中国

Record China    2012年12月3日(月) 9時54分

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11月30日、この40年間で中国の野生動物が激減している。野生動物を食用として乱獲したことがその原因だという。写真は浙江省で売られていた野生動物。

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2012年11月30日、法制日報によると、この40年間で中国の野生動物が激減している。中国科学院の馮祚建(フォン・ズオジエン)研究員によれば、野生動物を食用として乱獲したことがその原因という。

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冬季を迎え、天津市の北大港湿地保護区や江西省撫州市の資渓県などで野生動物の乱獲が頻発している。弁護士で中国の鳥類専門サイト「鳥網」の副編集長でもある謝建国(シエ・ジエングオ)氏は、取り締まりが緩いこと、監督部署の汚職や不作為などが原因であり、乱獲行為を厳重に取り締まるべきだと呼び掛けている。

馮研究員は、「野生動物を食べるかどうかが、文化的な国であるかどうかの基本的なポイントとなる」として、野生動物の食用乱獲を禁止する法律をつくり、野生動物を捕獲・殺害・食用する違法者を取り締まるべきであり、同時に野生動物の保護リストも改訂、発表すべきだと語った。

また、東方美食院の劉広偉(リウ・グアンウェイ)院長は、野生動物はグルメではなく、野生動物を食べることは市民自身の健康にも影響を及ぼしかねないと指摘した。(翻訳・編集/中原)

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