カナダ国籍に変更の中国人が増加、2018年は7600人―中国メディア

Record China    2018年12月27日(木) 23時10分

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27日、今年カナダ国籍に変更した中国人の数が7600人余りに上ると伝えられた。

2018年12月27日、環球時報によると、今年カナダ国籍に変更した中国人の数が7600人余りに上った。

記事はインド紙ザ・タイムズ・オブ・インディアの26日付報道を引用。カナダ当局が提供したデータによると、今年の1月から10月までに約14万人の外国人がカナダ国籍を取得したという。最も多いのはフィリピン出身者の1万5642人で、次に多かったのはインドの1万5016人となっており、中国出身でカナダ国籍を取得した人の数は前年同期比27%増の7609人だった。この統計はあくまでも概算で、最終的な数字はもっと多くなる見込みだという。

オンタリオ州の法律専門家は「2017年よりカナダ国籍申請資格が緩和され、特に永住者の居留期間の要件が従来より1年短縮された」とカナダ国籍取得者増加の理由を分析している。当局によると、資格緩和を実施した2017年10月から1年間の同国籍取得者数は前年同期比で40%も増加したという。

また、2017年にカナダの永住権を取得した外国人は28万6000人で、インド人が5万1651人と最も多く、次にフィリピン人の4万857人、中国人の3万270人と続いている。記事は、カナダの技術業界が成長を続けていること、米国トランプ政権が保護主義を掲げていることから、カナダの国籍や永住権を取得する流れは今後も持続するとの分析が出ていることを紹介した。(翻訳・編集/川尻

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