内紛防止、尖閣問題、景気対策……緊急課題山積みでの習近平体制スタート―米メディア

Record China    2012年11月18日(日) 11時37分

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14日、米誌フォーリンポリシーは習近平総書記が抱える数々の難題をとりあげた。政治、外交、経済とさまざまな分野に緊急の課題を抱えている。写真は15日、中国共産党第18期中央政治局常務委員の初披露となった記者会見。

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2012年11月14日、米誌フォーリンポリシーは習近平(シー・ジンピン)総書記が抱える数々の難題をとりあげた。15日、万維読者網が伝えた。

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ついに船出を迎えた習近平体制だが、はやくも数々の難題を抱えている。しかもいずれも解決を遅らせることができない、焦眉の課題ばかりだ。最も重要な課題は新指導陣の内紛を避けることだろう。

また尖閣問題もネックだ。中国は毎日巡視船を尖閣近海に派遣する戦術を採用しているが、一歩間違えば衝突に拡大しかねない危険な方法でもあるだけに、日本への怒りに燃える民衆を刺激しないようにしつつ、バランスのとれた解決を摸索しなければならない。

さらに経済問題も深刻だ。昨年からというもの中国経済は急減速しており、新たな成長方式を見つけなければならない。しかしその一方で改革案について党内の支持を固める時間がないのも事実だ。

中国の国有企業、銀行のタッグは強力な既得権益集団としてこれまで改革を防いできた。習近平総書記は批判されることが少ない就任直後の蜜月期を活かし、経済改革のための基礎を築かなければならないだろう。(翻訳・編集/KT)

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