“潔い引き際”胡錦濤氏、前世代の干渉を排除―米華字メディア

Record China    2012年11月16日(金) 16時2分

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14日、10年にわたって中国を率いた胡錦濤氏の政治に幕が下ろされることが決まったが、その完全引退が中国共産党の歴史に「潔い引き際」の見本として残されると伝えられている。資料写真。

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2012年11月14日、多維新聞によると、中国で習近平(シー・ジンピン)氏を中心とした新たな指導部が発表され、10年にわたって中国を率いた胡錦濤(フー・ジンタオ)氏の政治に幕が下ろされることが決定したが、胡錦濤氏の完全引退が中国共産党の歴史に「潔い引き際」の見本として残されると伝えられている。

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江沢民(ジアン・ザーミン)氏がかつて第16回党大会で中央軍事委員会主席のポストに留任し、影響力を残したことから、胡氏も同様の選択をするとみられていたが、今回の完全引退は今後の党内人事の厳格化を進めるとともに、党内における旧世代の干渉を徹底的に排除する大きな前進になるとみられている。

胡氏は完全に引退する意向を示した際、政治に関与することは絶対にないということと、今後は任期を延長させる人事上の例外を認めないことを繰り返し強調したとされ、この2点について党内部の会議でコンセンサスが得られたと記事は伝えている。

また、党内の関係筋によれば、政府や党本部、さらに要人の官邸がある「中南海」にある江沢民氏の執務室も廃止されるなど、旧世代の政治的干渉を排除する一連の措置がとられているという。(翻訳・編集/岡田)

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