<台湾人が見た中国大陸>ちっぽけなところに文明の発展を感じる―台湾メディア

Record China    2012年11月14日(水) 12時21分

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13日、福建省アモイ市の街角で見かけた光景に、ある台湾人が「大陸で文明の発展を感じた」と感動したという。写真はアモイ市。

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2012年11月13日、台湾の旺報(電子版)は「大陸の台湾人、小さなところに変化のパワーを見る」と題したエッセーを掲載した。中国新聞社が伝えた。

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作者の「四月雪」氏は台湾人。中国・福建省アモイ市に滞在中、街角で桃売りを見掛けた。手押し車に満載された桃のなかからおいしそうな桃9個を選び、赤いレジ袋に入れて店主に渡す。店主はそれを天秤ばかりで量ると、ニッコリ笑いながら「謝謝(シエシエ)」と言って袋を渡したという。「謝謝」という言葉は、いまやアモイ市でも頻繁に耳にするようになった。しかし作者が驚いたのは、店主が両手でビニール袋の持ち手を握り、ねじって持ちやすいようにしてから渡してくれたことだった。

この店主の動作は、客に対する誠意の表れであり、大事な果物が落ちないようにする心配りだ。ほんの一瞬の出来事だったが、作者はその背景にある重要な意義に注目。台湾では客に両手で袋を渡すという行為はすでに15年以上も前から続いている。この動作が示すのは、心からのサービス精神や誇りある楽しいサービス精神であり、文明発展の小さな道しるべだという。「同様の精神はアモイ市の至る所で目にすることができる」と作者。それは、エレベーターの中で他の乗客に「何階ですか?」と尋ねたり、公共バスや地下鉄で老人に席を譲ったりする光景であった。(翻訳・編集/本郷)

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