胡主席「独立外交、外的圧力に屈せず、新たな大国関係を構築」―台湾メディア

Record China    2012年11月13日(火) 7時24分

拡大

12日、中国共産党の胡錦濤総書記(国家主席)は、第18回党大会で発表した活動報告で、自主独立の外交政策を貫き、外的圧力に屈せず、「新たな大国関係」の構築を推進すると表明した。写真は党大会を取材する報道陣。

(1 / 8 枚)

2012年11月12日、台湾中央社によると、中国共産党の胡錦濤(フー・ジンタオ)総書記(国家主席)は、第18回党大会で発表した活動報告で、自主独立の外交政策を貫き、外的圧力に屈せず、「新たな大国関係」の構築を推進すると表明した。米国のほか、領土問題で対立する日本、フィリピン、ベトナム、インドなどに向けた意思表示とみられる。

その他の写真

急速な経済発展に伴い、中国は世界第2の経済大国に成長した。一部ではかつてのソ連に代わり、中国と米国が世界の「G2(二大大国)」になるとの見方も出ている。米国はイラク、アフガニスタン問題が一段落した後、外交政策のポイントをアジアに向け、中国の周辺諸国との関係強化を進めている。

胡錦濤首席の「新たな大国関係」発言は、中国が米国と対等な世界に冠たる大国であることを国際社会に宣言するとともに、国際問題に積極的に関与し、責任を負う姿勢を示したものとみられる。また、報告では平和的発展の道筋、周辺地域との共存を堅持し、平和的大国としての発展を望んでいることも表明している。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携