2012年11月6日(＝現地時間)、米大統領選で現職のオバマ大統領再選が確定した。民主党のオバマ大統領と、4年ぶりの政権奪還を目指す共和党のロムニー氏の一騎打ちは同日、全米で一斉に投票が行われた。

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各州に割り当てられた選挙人538人の過半数、270人が当選ライン。オバマ大統領の得票数がこれに達すると、中国国営・新華社通信が速報として報道した。この選挙の行方は中国でも大きく注目されており、中国の大手ポータルサイト・新浪や騰訊などは特設ページで大統領選を詳細に報道。さらに、ネットを通じて選挙の経過を“実況中継”する中国のネットユーザーもいた。

中国国民の高い関心を集めていたのは、両候補による対中政策。米CNNテレビの報道によると、両氏とも中国への強硬姿勢を打ち出し、米国の経済衰退は中国が原因だと批判していた。

今や世界経済に大きな影響を与え、重要な役割を担う中国。米国の経済再生においてもその存在感は大きく、再選を果たしたオバマ大統領の今後の政策に注目が集まる。（編集/内山）