台湾から夢の甲子園へ!ウェイ・ダーション監督、映画「KANO」クランクイン―台湾

Record China    2012年11月6日(火) 16時31分

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5日、台湾映画「KANO」のクランクイン発表会が行われ、ウェイ・ダーション監督らが出席した。写真はウェイ・ダーション監督。

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2012年11月5日、台湾映画「KANO」のクランクイン発表会が行われ、ウェイ・ダーション(魏徳聖)監督らが出席した。NOWnewsが伝えた。

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台湾映画史上最大のヒット作となった「海角七号/君想う、国境の南(08年)」をはじめ、昨年は台湾原住民による抗日事件を描いた「セデック・バレ」と、話題作を世に送り出しているウェイ監督。最新作となる「KANO」では、自身は製作総指揮となり、「セデック・バレ」で若き頭目を演じた俳優マー・ジーシアン(馬志翔)にメガホンを預けている。

「KANO」は、嘉義農林学校(現・国立嘉義大学)の校名を短縮した「嘉農(かのう)」の日本語読みだ。1931年、同校は台湾から甲子園大会(当時は「全国中等学校優勝野球大会」)に出場し、準優勝という快挙を達成。「KANO」は、台湾から夢の舞台にやって来た球児たちを描く作品となる。

台湾映画史上最高額の製作費が投入された「セデック・バレ」では、資金不足でたびたび撮影中止に追い込まれた。ウェイ監督によると、「KANO」の製作費は2億5000万台湾ドル(約7億円)の予定。現在、ほぼ半分が集まっているため、前作のようなリスクは低いという。

1930年代の嘉義の町を再現するのは資金的に困難だが、ウェイ監督がこだわっているのは甲子園のシーン。ここだけで3000万台湾ドル(約8200万円)前後を費やして、完璧なセットを作りたいという。

クランクインしたばかりの「KANO」は、主に台湾南部で撮影が行われ、来年2月にクランクアップ予定。2014年のお正月時期に公開を目指している。(翻訳・編集/Mathilda

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