2012年10月22日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「シンガポール人は視点を変えて中国を見るべきだ」を掲載した。

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どのようにして中国を知るか。普通の国ではニュースなどマスコミを通じてだが、シンガポール人は違う。シンガポールに数多くいる中国人移民を通じて中国を知るのだ。多くの場合、その印象は良くない。マナーがない、約束を守らない、不誠実といったイメージが強い。

だが、シンガポール人、特に若い世代が視点を変えて、今の中国の全体像を見てみるべきだろう。そうすれば見えてくる光景は全然違う。3点を挙げるならば次のような内容になるだろう。

第一に中国はずっと進歩を続けているということ。不足な点は多いが時間が解決してくれる。第二に古い国であると同時に若さあふれる国である中国は謙虚にシンガポールから学び続けているということ。そして第三に中国の発展の潜在力は巨大であり、決して軽視できないということだ。

中国は華人文化の根源。そしてシンガポールは華人が主導する社会だ。両国の間には強い血のつながりがある。両国人民が協力し、互いの不足を補えば、その未来はもっと素晴らしいものになるだろう。（翻訳・編集/KT）