米大統領選を前に保護主義が台頭=貿易戦争になれば米国も中国もともに傷つく―米華字紙

Record China    2012年10月16日(火) 7時22分

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13日、米華字紙・僑報は記事「米中貿易大戦はどちらもぼろぼろに」を掲載した。相互に依存しているだけに貿易戦争となれば、米中両国はともに傷つくことになる。写真は10年10月、北京で開催された中国国際情報通信展覧会のファーウェイのブース。

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2012年10月13日、米華字紙・僑報は記事「米中貿易大戦はどちらもぼろぼろに」を掲載した。15日、環球網が伝えた。

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まるでハリウッドのスパイ映画のような話が米議会で報告された。中国の電信設備メーカー・ファーウェイの製品にトロイの木馬が仕込まれている可能性があるというのだ。議会報告では米企業にファーウェイの製品を買わないよう注意している。

この一件は米国が中国企業をいかに深く疑っているか、そして大統領選を前に保護主義が台頭しつつあることを浮き彫りにした。保護主義は米中貿易の大局を損なうもの。中国商務部は米国などのアンモニア水に対する反ダンピング関税を5年間延長する決定を発表した。明らかな報復措置だ。

米国と中国はお互い最大の貿易パートナー。相互に深く依存しており、貿易戦争は双方が傷を負うことになる。世界1位の経済体と世界2位の経済体が貿易戦争の末、ともに傷つけば金融危機からまだ完全には立ち直っていない世界経済は再び惑うことになる。(翻訳・編集/KT)

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