2012年9月19日、コンサルタント会社キャップジェミニとRBCウェルス・マネジメントは「2012年度アジア太平洋地域ウェルス・レポート」を発表した。2011年にアジア太平洋地域の富裕層人口は初めて北米地域を上回り、世界最大の富裕層の多い地域となったことが明らかになった。新華社が伝えた。

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報告によると、2011年にアジア太平洋地域で100万ドル（約8000万円）以上の投資可能な資金を持つ富裕層は337万人に増加した。地域全体では増加しているものの、タイ（＋12．8％）、インドネシア（＋8．2％）、中国本土（＋5．2％）、日本（＋4．8％）で増加傾向が高い一方、インド（−18％）、香港（−17．4％）では大幅に減少している。

また、報告書は中国とインドが世界で最も成長の早い経済体としての地位を維持すると予測しており、中国経済とインド経済によって日本を除くアジア太平洋地域の国内総生産（GDP）が2012年に6．1％成長、2013年には6．6％成長すると見込んでいる。（翻訳・編集/岡田）