2012年9月8日、台湾の人気俳優エディ・ポン（彭于晏）が台北市で、最新出演映画「太極1从零開始」のキャンペーンに登場した。NOWnewsが伝えた。

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注目のアクション時代劇3部作「太極」の第1弾、「太極1从零開始」が今月28日から台湾で公開される。香港の人気俳優スティーブン・フォン（馮徳倫）がメガホンを執り、「風声（09年）」のチェン・クオフー（陳国富）監督がプロデュース。香港のカンフースター、サモ・ハン（洪金宝）がアクション指導を担当し、現在開催中の第69回ヴェネチア国際映画祭に出品されている。

同作ではエディ・ポンが、デビュー以来初めての悪役に挑戦。爽やかな笑顔と優等生イメージが先行するエディだけに、真逆キャラの悪役は見ものだ。「トロイ」と呼ばれる機械人間の殺人部隊を操作し、自分の将来のため故郷の人々をみな殺しにするという、非情な役どころ。時代劇の伝統的な悪役ではなく、偏執的なクレイジーさを備えたキャラという点が、非常に難しかったという。

フォン監督からの「悪人だが、見ている者の同情心をあおるような人物にしてほしい」という難しい注文に悩まされたという。チャレンジしがいのある複雑なキャラクターを演じ、また一歩成長したエディの姿を見られそうだ。（翻訳・編集/Mathilda）