日立とテンセントが、IoT分野における戦略的提携に合意

Record China    2018年9月11日(火) 9時20分

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日立製作所と日立(中国)は10日、中国の大手IT企業テンセント(騰訊)とIoT(モノのインターネット)分野における戦略的提携で合意したと発表した。写真は広東省深セン市にあるテンセントの本部。設計を行ったのはアマゾンやグーグルの本社も手掛けた米建築事務所のNBBJ。

<日中経済・新事情>

関連用語:日立、テンセント / KDDI、Supership、JD.com(京東商城) / JAソーラー(晶澳太陽能)

●日立とテンセントが、IoT分野における戦略的提携に合意

日立製作所と日立(中国)は10日、中国の大手IT企業テンセント(騰訊)とIoT(モノのインターネット)分野における戦略的提携で合意したと発表した。両者はスマートシティの構築や製造・物流分野のスマート化など、さまざまな事業分野でのIoT化に向けて、双方が持つ技術や資源を活用し、新たな市場開拓に協力する。さらに中国政府の一帯一路構想を背景に、「健康中国」「美麗中国」「ネットワーク強国」などの活動に積極的に参加し、社会イノベーション事業を通じて、中国社会の持続可能な発展および人々のQoL(生活の質))向上に貢献していく。

●KDDIグループ2社が京東クラウドの戦略的パートナーに

KDDIグループでデータマーケティング事業などを手掛けるSupershipは10日、KDDIの中国法人である北京凱迪迪愛通信技術と共に、JD.com(京東商城)が展開する京東クラウドが運営するパートナーシップ構想である「JD Cloud matrix」において、日系企業初の戦略的パートナーに選出されたと発表した。デジタルマーケティング事業において中国市場への参入を図る。戦略的パートナーは協業パートナーの中でも最上位ランクという。

●JAソーラー、両面発電セルの製造関連で日本の特許を取得

高性能太陽光発電(PV)製品の世界大手メーカーであるJAソーラー(晶澳太陽能)は、同社の知的所有権であるPERC技術を用いた両面発電セルの製造に関わる特許申請が、日本の特許庁から認可されたと発表した。JAソーラーの設立は2005年で本社は河北省・寧晋県。上海市、江蘇省、安徽省、マレーシアにも生産拠点を持つ。12年には日本支社を設立した。(翻訳・編集/如月隼人

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