炭鉱事故の死亡率が大きく減少、科学的ソフトウェアで事故隠しも撲滅―中国

Record China    2012年8月26日(日) 16時48分

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24日、中国国家安全生産監督管理総局は記者会見を開いた。炭鉱の事故死亡率が大きく減少したと発表されたほか、事故隠しはないとも説明された。写真は11年12月、雲南省で起きた炭鉱事故の救出作業。

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2012年8月24日、中国国家安全生産監督管理総局は記者会見を開いた。25日、京華時報が伝えた。

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毎年多くの労働者が死亡する炭鉱事故の問題について記者から質問されたが、黄毅(ホアン・イー)報道官は事故死亡率が大きく減少していると胸を張った。02年の死亡率は石炭生産100万トンあたり4.94人。これが11年には0.564人にまで減少している。

ただし、いまだに死亡率は米国の10倍以上という高水準で、さらなる取り組みが必要だという。中国には1万2000の炭鉱があるが、その85%は小型炭鉱。設備が悪く危険性が高いとして中国政府は閉鎖を進めている。今年も625カ所が閉鎖される予定だ。

事故隠しがあるのではないかとの質問については、厳格な統計手法と科学的なソフトウェアの導入により隠蔽は存在しないと反論。メディアの監視を歓迎すると発言した。(翻訳・編集/KT)

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