各地で反日デモの週末、「次世代に史実を」「日本製品拒否」の声―中国

Record China    2012年8月20日(月) 10時40分

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19日、香港の活動家による尖閣諸島上陸以来、中国の複数の都市で連日のように反日デモが巻き起こっている。

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2012年8月19日、香港の活動家による尖閣諸島上陸以来、中国の複数の都市で連日のように反日デモが巻き起こっている。香港のラジオ局・香港電台(RTHK)の報道。

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香港特別行政区に接する広東省深セン市では、1000人を超える市民がデモ行進に参加した。尖閣諸島の領有権を訴える声、野田総理の退任を求める声に交じり、日本製品ボイコットも呼びかけられた。日本の国旗を踏みつけたり引き裂いたりする様子も見られた。4歳の子供を連れてデモに参加したある男性は、「かつて日本に侵略された史実を子供に伝えたい」と話している。また、ある男性は「電化製品や日用品など、国産品よりも質の高い日本製品が生活にあふれているのは事実。しかし、それでも日本製は拒否せねば」と語っていた。

内陸の四川省成都市では、日系デパートや飲食店が比較的集中する地域で、学生が中心となったデモが行われた。市は2000人の警官を動員して治安維持に努めた。数百人規模となった浙江省杭州市のデモでは、児童が「尖閣諸島防衛は愛国行為、警察のみなさんも愛国行為へのご理解を」との横断幕を掲げる姿が見られた。こうしたデモは、事前にインターネットの掲示板やコミュニティで告知されたものとみられる。(翻訳・編集/愛玉)

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