ホワイトハウス犬「ボー」が中国産ペットフードに「ノー」、米国で規制の声高まる―米紙

Record China    2012年8月10日(金) 9時53分

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7日、中国産ペットフードは安全性に疑いがあり、規制するべきだという声が米国で上がっている。

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2012年8月7日、米華字メディア・多維新聞によると、米国で中国産ペットフードの安全性が疑問視されており、早急に関連法制度を整備すべきだという声が上がっている。

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米紙ワシントン・ポストによると、中国産食品の安全性に対し批判が高まるなか、オバマ大統領の愛犬ボーが意外なところで注目を浴びている。米非営利団体フード&ウォーター・ウォッチは先ごろ、輸入食品に対するより厳格な法案を求める記事を発表した。同団体は記事内でホワイトハウスで飼われている犬の「ボー」を引き合いに出し、「もし大統領の犬が、安全かどうか分からない中国産鶏肉を食べているとしたら、同じ制度の下にいるわれわれが健康を確保できるだろうか」と訴えている。

米食品医薬品局(FDA)は鶏肉を原料とする中国産のドッグフードによりペットの犬が病気になったり、ひどい場合は死亡する可能性があると警告した。中国の家禽類は伝染性ウイルスを保持している可能性が高いにもかかわらず、今のところ中国産ペットフードを規制する制度はないという。こうしたなか、米国に輸入された中国産ドッグフードは2003〜2011年で85倍に増えた。

上述の非営利団体フード&ウォーター・ウォッチは「食品の安全制度が確立されるまでは、ペットフードいかんにかかわらず中国産食品は輸入を禁止すべきだ」としている。(翻訳・編集/YM)

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