中国企業、英原発建設事業を買収か=中国の投資が英国に殺到―英紙

Record China    2012年7月31日(火) 19時14分

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29日、英紙ガーディアンは記事「中国の投資、ロンドンに殺到」を掲載した。英国政府も中国の投資を歓迎しており、原発建設への参入の可能性も浮上している。写真はロンドン・テムズ川。

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2012年7月29日、英紙ガーディアンは記事「中国の一流投資家、ロンドンに殺到」を掲載した。30日、環球時報が伝えた。

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27日、英国で海外投資サミットが開催されたが、出席した英国の政治家は中国企業家に秋波を送っていた。今や中国の対ロンドン投資は国別第2位、対英国投資は第3位となっている。

英国政府もこの動きを支えている。今年1月には財務相自ら中国による交通、エネルギー、公共サービスへの投資を歓迎すると発言した。発言から3日後、中国政府系投資ファンド・中国投資有限公司(CIC)は英水道会社テムズウォーターの株式9%を取得した。他にもウェールズの天然ガスインフラ企業が中国に買収されたほか、中国通信大手ファーウェイは英通信事業者BTの戦略提携パートナーとなった。

そして先日、中国企業による新たな投資計画が浮上した。英国の新規原発建設を手がけているHorizon Nuclear Powerは、親会社の独企業が撤退を表明している。これに代わる買収企業として、先に中国企業が浮上した。交渉がまとまれば中国企業が英国で原発2基の建設を請け負うことになる。(翻訳・編集/KT)

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