中国共産党の「宮廷闘争」=秘密会議・北戴河会議で新指導陣を決定へ―独メディア

Record China    2012年7月31日(火) 13時52分

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29日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは記事「宮廷闘争と人民の力」を掲載した。避暑地・北戴河で開催される秘密会議で中国の新たな指導者が決められようとしている。写真は北戴河。

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2012年7月29日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは記事「宮廷闘争と人民の力」を掲載した。

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今秋、中国共産党のトップが交代する中国共産党第18回全国代表大会(十八大)が開催される。しかしそれは表の姿。夏に河北省秦皇島市の避暑地・北戴河で行われる非公式会議・北戴河会議が実質的な決定の場となる。

中国共産党の現役指導者、元老が集まり、自らの影響力を残そうと画策し、話し合いを続ける。次期共産党総書記就任が確実な習近平(しゅう・きんぺい)がたとえ改革を志向していたとしても、元老の意見を無視することはできない。その意味で大きな改革は期待できないとの指摘もある。

一方で中国共産党は危機に瀕している。選挙で選ばれていない党への支持は次第に弱まり、若者は関心を失いつつある。民主主義を導入する声も高まっている。また、政府に抗議するデモも激化の兆しを見せている。先日、江蘇省南通市啓東市で起きた工業用排水管建設反対デモでは暴徒化した民衆が市庁舎に乱入。書類や高級酒、コンドームなどを探し出してはばらまき、市政府トップの服を破って丸裸にした。(翻訳・編集/KT)

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