<ロンドン五輪>中国の金メダル獲得のカギは競泳、新時代の幕開けか―英メディア

Record China    2012年7月28日(土) 18時35分

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26日、前回の北京五輪で大量の金メダルを獲得した中国がロンドン五輪でメダル数を維持するためには「お家芸」以外の競泳の成績にかかっている。写真は金メダルが期待されている自由形の孫揚。

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2012年7月26日、BBCはロンドン五輪で中国競泳選手は新時代に直面すると指摘した。27日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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北京五輪に比べて参加選手は約600人から約400人に減り、資金も縮小したロンドン五輪の中国選手団。だが他の国に比べれば、中国選手団の規模は圧倒的に大きい。そんな中国が51枚もの金メダルを獲得した北京五輪のように良い成績を残したければ、これまでお家芸と言われてきたバドミントンや飛び込み、射撃、卓球、重量挙げといった競技以外の領域にも力を入れなければならない。

北京五輪では、巨額の資金を投じて育てた49人の競泳選手が参加したが、中国の競泳でのメダル獲得数は世界7位にとどまった。唯一の金メダルは劉子歌(リウ・ズーガー)の女子200mバタフライで、男子の最高成績は張琳(ジャン・リン)の400m自由形銀メダルだった。

しかし現在、20歳の孫揚(スン・ヤン)は男子1500m自由形で世界記録を保持し、400mでも世界選手権などで銀メダルを獲得しており、今回のロンドン五輪で金メダル獲得を期待されている。

さらに、競泳女子の葉詩文(イエ・シーウエン)は15歳の時に200m個人メドレーで世界一となった。焦劉洋(ジャオ・リウヤン)は2011年に200mバタフライで金メダルを取っている。

中国選手団の規模は北京五輪よりも小さいが、競泳選手の数が増えているのであれば、ロンドン五輪は中国にとって新たな競泳時代の幕開けになるだろう。(翻訳・編集/本郷)

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