2012年7月25日、大ヒット上映中の時代物ホラー映画「画皮2」が、中国映画の史上最高興行記録を叩き出した。新華網が伝えた。

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2008年に大ヒットした「画皮 あやかしの恋」の続編。中国の古典小説を題材に、チェン・クン（陳坤）をとりまく2人の女優ヴィッキー・チャオ（趙薇）とジョウ・シュン（周迅）が、人間と妖怪による三角関係の愛憎を演じた作品だ。

中国では先月28日に封切られ、現在までに興行収入は6億8500万元（約83億円）を突破。2010年に記録を樹立した「唐山大地震―想い続けた32年―」の6億7300万元（約82億円）を抜き去り、史上トップに躍り出ている。

作中ではジョウ・シュンが人間の“皮”をかぶった女ギツネの妖怪を演じているが、この“皮”が製品となって、各ショッピングサイトで次々と売りに出されている。映画のスチール写真とセットで販売するものや、“美容用に使える”と謳ったものなど、種類はさまざまだ。しかしいずれも、映画とは何ら関係のない便乗商品で、衛生面や安全性の問題も懸念されている。（翻訳・編集/Mathilda）