労働コストの上昇続く中国、製造業はインドへと移転―中国メディア

Record China    2012年7月21日(土) 6時3分

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18日、中国経済誌チャイナ・ブリーフィングの調査によると、中国の最低賃金の上昇が続くなか、製造業は労働コストが安く、人口も多いインドへの移転を始めている。写真は湖北省宜昌市で行われた就職相談会。

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2012年7月18日、中国経済誌チャイナ・ブリーフィングの調査によると、中国の最低賃金の上昇が続くなか、製造業は労働コストが安く、人口も多いインドへの移転を始めている。財経網が伝えた。

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急ピッチで賃金上昇が続く中国。単に給与が高いだけではなく、保険など公共サービスの負担が多く、労働コストは賃金そのものよりも40〜50%高い水準となる。2011年初頭の調査で、実質的な労働コストはマレーシアとタイに次ぐ第3位との結果が出た。

一方、インドは賃金の安さに加え、公共サービスのコストが給与比で10%と低い。また、インドの労働者人口の平均年齢は23歳で、中国の37歳よりも大幅に若いこともコスト減につながるという。労働コストが大きな比重を占める労働集約産業、製造業ではインドへの移転が始まっている。(翻訳・編集/KT)

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